現地で食べるべし!おすすめの絶品ドイツ料理8選

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旅の楽しみは、おいしいご当地料理

旅行の楽しみの1つに、「現地の料理を味わうこと」と答える人は多いと思います。

世界の料理が日本でも簡単に楽しめる時代になりましたが、やっぱり現地の風景を見ながら、そこでしか味わえないオリジナルな味を試してみるのはとても楽しいです。

 

 私も、旅行に行ったら必ずその土地ならではの料理に挑戦するようにしています。特に日本でも有名な料理が、現地に行くと実はまったく違う味だった!みたいな驚きや発見は、旅行に行かなければ知ることができないことなので嬉しいですよね。

 

 

意外と知らないドイツ料理の魅力

ドイツの食べ物と言えば、「ビール」や「ソーセージ」が有名だと思いますが、我々にもかなり馴染みが深いイタリア料理やスペイン料理に比べると、ドイツ料理を食べる機会はかなり少ないと思います。

 

そんなちょっと目立たない位置にいるドイツ料理ですが、実際に現地へ行ってみると、ソーセージを始め、まだまだ私たちが知らないおいしい料理がたくさんありました。

そこで今日は、ドイツ人の友人にオススメされた、ドイツに来たら食べるべき絶品ドイツ料理を紹介します。

 

 

 

1. ヴァイスブルスト(Weißwurst)

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おすすめのドイツ料理の一つ目は、ミュンヘンバイエルン地域名物の「白ソーセージ」です。

主に朝食として食べるそうで、「ハニーマスタード」と「プレッツェル」と一緒にいただくのがドイツ流らしい。私もミュンヘンに住む友人宅に泊まった時食べましたが、ハーブが練りこまれていたせいか、見た目通りあっさりした優しい味でとても食べやすいです。

一緒につけるハニーマスタードもあっさりしたソーセージによく合うので、私はたっぷりつけて食べました。ただ、このハニーマスタードは白ソーセージ専用みたいで、バイエルン地域以外ではあまり見かけません。(スーパーでは売ってましたが、レストランにはなかったです)

 

このソーセージの外側の皮はかなり分厚いので、皮を剥いで食べるのが一般的。

ただ、歴史的な食べ方?は、皮の先端を切って、それを吸い上げるのがバイエルン地方の男の食べ方らしい。現在ではあまりキレイな食べ方じゃないということで、ほとんどやらないみたいですが。笑

 

ちなみにドイツには、1500種類ぐらいのソーセージがあるそうです。

さすが、ソーセージ大国と呼ばれるだけありますね。ドイツ人の友人もすべてのソーセージを食べたことはないと言っていたので、その奥深さは計り知れないです。

 

 

 

2. シュニッツェル(Schnitzel)

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続いてオススメしたいのが、鶏肉を薄く伸ばしてパン粉をつけてカリカリに揚げたこの料理。

日本でいう「チキンカツ」に当たるこの料理ですが、これもドイツの伝統料理なんです。

 

日本ではソースやマヨネーズをつけて食べますが、ドイツではシンプルにレモン汁をかけて食べます。お肉にしっかり塩・コショウが付いているのでこれだけでも十分です。

付け合わせで、「ザワークラフト」と呼ばれるキャベツのピクルスみたいな酸っぱいものか、ドイツ版のポテトサラダが出てくるのが現地の食べ方。どちらも酸味があり、お肉を食べた後に食べると口の中がさっぱりしていいですね。

 

手のひらサイズで大きめなので、日本人なら女の子二人でシェアしてもお腹いっぱいになると思います。

ドイツは基本的に1人前が多いので、食べ過ぎないように注意しましょう。笑

 

 

 

3. ケバブ(Kebab)

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日本でも六本木とか渋谷で売っているケバブですが、ドイツには、どこへ行ってもケバブの屋台があります。

正確に言うと「トルコ料理」らしいのですが、トルコからの移民が大量にいるドイツではすっかりローカルフードとして定着してました。私も友人に、ケバブはトルコ料理なんじゃないかって聞いたら「いや、ドイツ料理だ」って言われたので、相当根付いてるんでしょうか。笑

 

いずれにせよ、5~6ユーロでお肉たっぷりの巨大ケバブが食べれるので、若者から大人気のよう。特にベルリンでは大量のケバブ屋台がありました。

中でもおすすめは、East Side Gallery最寄駅の「Warschauer Strasse駅」を出て右にまがってすぐにあるケバブ屋。6ユーロでお肉(ラムかチキンが選べる)がこれでもかってぐらい詰め込まれた上にキャベツとトマトとスパイシーソースが乗っかり、もうすごいボリューム。笑

私はラムを選んだのですが、スパイスがしっかり効いていて臭みも特になく、オリジナルのスパイシーソースがいい味だしていて最高に美味しかったです。

辛いもの好きな人にはたまらない一品だと思いますよ。

でも、笑えるぐらい大きいので一人一個食べたらかなりお腹いっぱいになります。

 

 

 

4. レバーケーゼ(Leberkäse)

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腸詰タイプじゃないソーセージ。ミュンヘンの名物料理です。

食感はハムのように柔らかいのが特徴で、あまり脂っこくもなかったので、パクパク食べれました。

 

ちなみにドイツ語で「Käse」はチーズという意味ですが、これにチーズは入ってません。見た目がチーズに似ているということでこの単語がつけられてるそうです。伝統的なレシピではレバーが入れられていたので「レバーケーゼ」という名前になったそうですが、今ではレバーを入れないことがほとんどみたいです。

 

 

 

5. シュパーゲルズッペ(Spargelsuppe)

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白アスパラガスを使ったクリームスープ。

とろっとしたスープに白アスパラの旨みが凝縮され、とても濃厚な味が楽しめます。

 

スープなので基本は前菜として食べられますが、先ほどにも言った通りドイツは1人前の量が多いのでスープも結構ボリュームあります。

パンと一緒に食べれば十分満腹になるので、これをランチとしていただいても満足できますよ。ただ、残念ながらこちらのスープは春限定でしか食べられないでご注意を。

 

ちなみに春になるとドイツでは市場やスーパーには白アスパラが並び、レストランでも期間限定で提供しているところが多いみたいです。ですが、スーパーに行くと1年中粉末スープで売っているので、お土産として持って帰っても喜ばれますよ。

 

 

 

7. カリーヴルスト(Curry Wurst) 

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日本の立ち食いそば的な存在のこちらの料理は、もともとベルリン発祥のカレー風味のソーセージ。

カリカリに焼かれたソーセージに、カレー風味のスパイシーパウダーがかけられたもの。付け合わせはフライドポテトということで、いかにも「ファーストフード」って感じです。でも香ばしい香りのソーセージにスパイシーパウダーがよく合って、私は結構好きでした。何より安いのがいいですね。

 

このボリュームで3.5ユーロなので、旅費がかさむヨーロッパ旅行で一食この値段で食べられるのは心強い味方。

お金を気にしない人でも、現地のソウルフードとして一度は味わってみることをオススメします。

 

 

8. ニュルンベルクソーセージ(Nürnberger Rostbratwurst)

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ドイツで最も人気のあるソーセージがこちら。

外はカリカリ中はジューシーに焼かれたこのソーセージは、ドイツに行ったら一度は食べるべきです。肉汁がすごく、いかにも「ソーセージ」という味わい。日本のソーセージ(シャウエッセンみたいなの)とは比べものにならないぐらい美味しいです。

 

そしてやっぱり、このソーセージを食べたらビール飲みたくなりますね。笑 私は0.3Lを注文しましたが、ドイツ人の友人(男)は昼から1Lがっつり飲んでました。

 

 

 

まとめ

まあ、このオススメ料理をみてお判りになると思いますが、ドイツ料理はとにかく「肉」です。笑

ドイツに滞在したのは1週間ちょっとでしたが、人生でこんなに毎日肉を食べたことがなかったので驚きました。でも「郷に入っては郷に従えと」いうように、せっかく現地に行ったら現地の料理を食べたほうが思い出もできて楽しいですよね。

 

ただ、毎日お肉を食べると女の子は便秘気味になるので、整腸剤を持っていくorヨーグルトなどの整腸作用のある食べ物も食べるといいですよw