知ってると便利なドイツの交通機関まとめ

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 公共交通機関は旅行者の強い味方

旅行をする時、その国の公共交通事情は重要な情報です。

特に観光地巡りをするために頻繁に移動をしなければいけない場合、その国の公共交通機関はとても気になりますよね。

ただ、まだ一度も行ったことがない国や地域は、どのようなシステムで、どんな交通機関があるのか、なかなか分かりづらいのが不安のタネだったり。

 

今日は、ヨーロッパの中でも旅行しやすいことで有名な「ドイツ」の公共交通機関についてまとめてみたいと思います。

 

充実した交通機関が整うドイツ

さて、先日筆者が行ってきたドイツですが、公共交通機関がとても整うとても観光しやすい国でした。

主な手段としては、以下の4種類。

  1. 地下鉄
  2. 市電
  3. 路面電車(トラム)
  4. バス

これらを使えば、車を運転することなく市内をぐるぐる回ったり、都市から都市へ移動できるのでとても便利でした。

 

1. 地下鉄

今回のドイツ旅行で最も使ったのが「地下鉄」でした。

日本と同じように、どの地域でも市内の主要場所に駅があったので、筆者はこれを使って日々の観光地巡りをしてました。

 

気をつけて欲しいのが、日本と違ってドイツの地下鉄は改札口がないので、「最悪」切符がなくても電車に乗れます。

ですが、巡回パトロールの人が割と頻繁に切符持っているかチェックしているので、持っていないことがバレると電車を下ろされ、オフィスに連行されたのち、40~60ユーロ近く罰金で取られるので、私は素直に買うことをおすすめします。笑

 

ただ、ドイツの電車は全般的に片道だとかなり高いので、観光するなら「1日乗車券」を買った方が断然お得です。

地域や区間によって値段が違うのですが、ベルリンを観光した時に私が支払ったのは、「AB区間」内での1日乗車券で6.7ユーロだったので、7ユーロしないぐらいで電車が乗り放題でした。(ちなみに片道だと3~5ユーロぐらいする)

また、同じ区内だと「バス」も乗り放題になったので、市内を観光する時は1日乗車券を買うといいと思います。

 

ちなみにドイツの地下鉄のマークは大きく「U」と書かれているので、このマークがあれば地下鉄の駅がすぐ近くにあるということです。

 

2. 市電

日本でいう「JR」みたいなもの。

ドイツは地下鉄だけでなく、地上でも電車が走っています。

なので、筆者は地下鉄とこの市電を乗り合わせて目的地まで行っていました。

 

乗り場の目印は「S」と書かれた看板が立っているところなので、その看板があれば近くに市電の乗り場があるということです。

また地下鉄の所でも紹介しましたが、市電にも1日乗車券があるので、地下鉄で買った1日乗車券で市電に乗ることもできます。

ただ、あくまで区間内に限られるので、あらかじめ目的地の最寄の駅同士がどの区間にあるか確認してから、1日乗車券を買った方がいいでしょう。

 

これはおまけの情報ですが、もし複数人(4人とか)で一日券を買う必要がある場合は「グループチケット」というものも存在するので、その場合は個人で買うよりも安く乗車券を買えるので、自分の乗る電車の地域にグループチケットがないかチェックしてみるといいかもしれません。(ミュンヘンはありました)

 

3. 路面電車(トラム)

市内を走る路面電車を、通称「トラム」と呼びます。

トラムは地下鉄や市電と違って路面電車なので、街中にひょこっと停車所があります。

結構主要駅や観光名所の目の前を通っているので、さっと乗ってさっと降りれば、すぐに駅に着けたり目的地に行けるので割と便利です。

 

おそらくですが、このトラムも1日乗車券の対象内だったと思うので、やっぱり1日乗車券を買えば何でも乗れると思います。便利ですね。

 

4. バス

日本の路線バスと同じように、ドイツも路線バスは充実しています。

ただ日本でもそうですが、バスは電車に比べどこに停車するか分かりづらいので、私はあまり使いませんでした。

 

ですが、ドイツでもしWifiを使える環境にある場合、「DB Navigator」と言うスマフォ用アプリがあるので、それを使うと何の電車・バスに乗ればいいのか一発でわかるので便利です。

筆者のドイツ人の友人は、これを駆使して迷わず私を案内してくれました。

日本でいうYahoo!乗り換え案内」みたいなやつですね。

DB Navigator

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おまけ

市内ではなく、都市から都市へ移動する時にお勧めなのが「ICE」と呼ばれる高速列車です。

各主要都市の中央駅には、大抵このICEが停車するので、例えば「フランクフルト」から「デュッセルドルフ」まで行く場合、ICEのチケットで行くと2~3時間ぐらいで行けちゃいます。

 その際、車内でチケットチェックがあるので、必ず「プリントアウト」したものを見せるか、DB Navigator上に保存されてある「Eチケット」を提示しなければいけないので注意しましょう。

 

ICEまとめサイト(公式)

www.railguide.jp

 

おわりに

公共交通機関が充実していれば、制限されることなく思う存分観光できるので便利ですよね。

賢く利用して、見たかったものが全部見られるように工夫してみてください。